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【オリジナルマット工房】スタッフブログ
2009.12.11 カーペットの歴史 その2
カーペットの歴史の2回目です。
平織りの敷物に代わって、暖かさ、感触の良さを生かすパイル(繊維の束)の厚みのある敷物が出てきました。これがカーペットと呼ばれる最初のもので、経糸にひとつひとつパイルを結びつけて作る緞通(だんつう)です。
緞通がいつ頃出来たかはよくわかっていませんが、ロシアの考古学者によって、中央アジアのアルタイ地方で紀元前5世紀頃のものが発見されています。
日本へは、シルクロードを通じて中国に伝わったものが、卑弥呼の時代の239年に伝わったと思われます。(魏志倭人伝による)この時伝わったものは、毛氈(もうせん)=フェルトでした。フェルトとは、羊毛などのもつ絡み合って離れなくなる特質「縮絨」(しゅくじゅう)を利用した不織布の一種。
8世紀には下野(栃木県)で毛氈が作られていたという記録があり、奈良時代にはすでに毛氈が普及していたようです。正倉院にはいろいろな毛氈があります。
中国やペルシャの緞通が日本に渡来したのは室町朝時代で、当時の貿易の品目にも「緞通」が見られます。
日本で最初に緞通が作られたのは元禄年間(1688~1704年)で、現在の佐賀市扇町で作られたものです。韓国(中国とも)から技法を習って作ったといわれていますが、鍋島藩主はこれを門外不出の技法として温存したため、「鍋島緞通」とか「相良緞通」と言われています。
これ以後、日本各地で緞通のカーペットが作られるようになっていきます。
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