【オリジナルマット工房】スタッフブログ

2010.08.06  見寺録-延暦寺

「え」で始まるお寺はこれで一応お終いです。13ヵ寺ありました。

延暦寺(えんりゃくじ) 天台宗総本山  比叡山 開基:最 澄
滋賀県大津市坂本本町4220

新西国三十三箇所18番札所(横川中堂) 西国薬師四十九霊場49番  播州薬師霊場特別札所   東海四十九薬師特別札所   神仏霊場の道150番

http://www.hieizan.or.jp/

このお寺は、言わずと知れた比叡山の山頂付近にある、天台宗の開祖最澄が開いた天台宗の総本山。平安京の昔、都を守るために、鬼門にあたる比叡山にお寺を建立させてという話を聞いたことがある。京都市に住む人にとっては比叡山は身近で、市内のどこからでもその威容を望むことが出来る。冬、比叡山は雪化粧をよく見せる。

京都市の出町柳から叡山電鉄を終点の八瀬で下りて、ケーブルカーとロー プウエーで山頂へ。軽いハイキングのつもりで山道を1kmほど歩くと、延暦寺の塔頭がちらほら見えてくる。延暦寺の中心、根本中堂へは更に1kmほど歩く。境内があまりにも広いので、さらっと参拝しただけでは全体像をつかむのは不可能。山内は三つに分かれ、「東塔(とうどう)」「 西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」とそれぞれ呼ばれる。特に横川は 根本中堂がある東塔から(直線距離で約3km)離れているため、バスで移動した。

延暦寺の伽藍は創建以来何度も焼失している。国宝の根本中堂も江戸初期に再建されたものだ。新西国の札所のある横川中堂は国宝であったが、落雷で焼失し、1971年鉄筋コンクリートで再建された。このように、割合新しい建物が多く、古くても室町期のものだったりする。

根本中堂では拝観受付をすませ、回廊を通って外陣へ参拝する。内陣はそれより3mほど下に位置し、護摩を焚く護摩壇がちょうど外陣と同じくら いの高さだったろうか。ある時、何かの法要に出会した事がある。10名ほどの僧侶が内陣に入陣してきた。読経が始まり、護摩が焚かれた。その読経の響くこと。腹の底に、心の底に。そして茫然自失に陥った。ふと我に返ってみると、魂をどこかへ持って行かれたような、そんな状態だった 。

延暦寺で忘れてならないのが、籠山行、千日回峰行といった修行だろう。人を超人(仏)に変える、想像を絶する修行だ。修行の段階でいろんな行が行われるが、その一つに90日間阿弥陀如来の周囲を歩き続け、その間横になることは許されず、一日数時間手すりに寄りかかって仮眠をとるといった行がある。千日回峰行の後半では、100日間、比叡山から京都市内を回る全行程84Kmに及ぶ信じられない修行がある。これらの修行は、生きながら不動明王になるという、天台密教独特の風習といえるだろう 。全く信じられない体力と精神力だ。これだけのアスリートが他にいるだろうか。

お寺について(ホームページなどで得た情報です)
 近江国分寺で得度し、奈良東大寺の戒壇院で具足戒を受けた最澄(伝教大師)が、理想の布教地を比叡山に求め、延暦七年(788)に山上に庵を結び、自ら刻んだ薬師如来像を本尊として安置し、「一乗止観院」と称したのが延暦寺の創始であると伝えられている。
 桓武天皇の平安遷都に伴い、御所の鬼門の方向にある最澄上人の草堂が 国家を鎮護するための官寺に選ばれ、最澄は天皇のための侍僧の一人に加えられたという。最澄は延暦二十三年(804)に唐に渡り、翌年に帰国する。帰国後、天台宗を開き「一乗止観院」を「根本中堂」に改称した。
 最澄のあと、比叡山から数多くの名僧高僧を輩出しており、法然、親鸞、道元、日蓮など著名な僧もすべてここで修行した。目立った高僧を輩出 しなかった空海の高野山とは対照的である。 元亀二年(1571)には織田信長の軍勢によって比叡山全山すべて焼 き払われた。建物で残ったのは西塔にある瑠璃堂のみといわれており、僧侶、それに坂本の町から逃げてきた一般の人合わせて二千人以上の人々が焼殺、惨殺されたという。その後、秀吉、家康によって寺は復興された。

◎根本中堂(国宝) 徳川家光の命で寛永一九年(1642)に竣工。
◎伝教大師入唐牒(国宝)
◎伝教大師将来目録(国宝)
○大講堂(重文)
○戒壇院(重文) その他重文多数。

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根本中堂  2006/03/25

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戒壇院  2006/03/25

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山王堂 2006/03/25

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横川中堂 2007/09/09

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山頂と坂本を結ぶ日本最長のケーブルカー  2007/09/09

投稿者 matomscojp (10:10) | PermaLink

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