【オリジナルマット工房】スタッフブログ

2010.11.30  見寺録-大蔵寺

大蔵寺( おおくらじ) 龍門真言宗  雲管山 開基:聖徳太子
奈良県宇陀市大宇陀区栗野906

http://shiro.plala.jp/okuraji/default.aspx.html

 宇陀市は奈良県の北東部に位置し、平成の大合併で生まれた市で、宇陀郡の大宇陀町・菟田野町・榛原町・室生村が合併して誕生した。人口は約3万4千人。市役所のある旧榛原町を除けば、山間のこじんまりとした町並みが点在している感じだ。

 大蔵寺は宇陀区にあり、吉野へ抜ける国道370号線から西へ細い枝道を800mほど行く。枝道への分岐点には案内板があるが、車でその道を行くには勇気が必要だ。お寺までどれくらいの距離かもわからず、対向車とのすれ違いは絶対無理で、ひやひやはらはらの道のりだった。一見駐車場らしきものはないが、庫裏を超えたあたりにちょっとしたスペースがあった。他に参拝者はいないようだ。

 庫裏と辨事堂(べんじどう)などのある境内から、石段を上って高台に広がる境内へ出る。薬師堂などの堂宇が建ち並んで壮観。薬師堂の屋根は桧皮葺で反りも中度良い感じ。この反りの感じは、禅宗様の雰囲気があるように思われた。
 奥の方へ進むと、錆びたブランコや鉄棒などの朽ちかけた姿があった。人っ子ひとりいない静寂の中にあって、賑わっていた時の記憶と過ぎ去った時の対比をせずにおれなかった。もっとも古寺巡礼自体、悠久の時の流れを肌で感じることと同義だろう。

 辨事堂では、今でも真言密教の秘法が行われているという。ちょっと覗いてみたい。

お寺について(ホームページなどで得た情報です)
 用明天皇の勅願によって聖徳太子が創建し、その後、空海が真言宗の道場にしたと伝えられる。更に嵯峨天皇の臨幸があって勅願を賜り、勅願所となし、中古には十八箇院の末寺を有して、宇陀、吉野の山間部三名刹(室生寺、吉野山と共に)の一つに数えられる。慶長六年(1601)には寺領550石を加ふされたが、近世に衰微した。
 明治期以降は他真言宗派により包括されていたが大藏寺が継承してきた伝統、真言秘法の普及をめざし、当代管長により復興し「龍門真言宗」となる。ツツジの名所として知られる。

○本堂(重文) 鎌倉時代
○御影堂(重文)
○本尊 薬師如来立像(重文) 秘仏 一木造
○木造天部形立像(重文) 平安時代後期  尊名不明のため「天部形像」と呼ばれている。

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鐘楼門 2004/11/06

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薬師堂  2004/11/06

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御影堂 2004/11/06

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辨事堂(べんじどう) 2004/11/06

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庫裏 2004/11/06

投稿者 matomscojp (10:30) | PermaLink

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